石桜精神
【石桜精神と三綱】
大正15年(1926)2月11日、郷土の実業家三田義正によって創立された私立岩手中学校(旧制)は、巨岩を割って根をおろし、毎年美しい花を咲かせる盛岡の名勝「石割り桜」を学校のシンボルと定め、建学の精神を「石桜(せきおう)精神」と名付けた。この「石桜精神」は、真面目で忍耐強く、健やかな人間こそが世の中を支えるという創立者三田義正の理想を表すものである。 また、岩手中学校は校訓を「積慶(せきけい)」「重暉(ちょうき)」「養正(ようせい)」の三綱領とし、学制改革を経て、新制岩手中学校、新制岩手高等学校となった後も絶えることなく「慶(よろこ)びを積み」「暉(かがや)きを重ね」「正しさを養い」身につけた多くの有為な人材を世に送り出している。
校訓
積慶(せきけい)
進路に適応した学力を充実(知育)
学力特待制度・学力奨学金制度を充実させ一人ひとりの自己実現をはかります。
重暉(ちょうき)
運動を通じての健全なる心身の錬成(体育)
部活動特待生制度・部活動奨学金制度を充実させ、これまで以上に部活動を奨励していきます。
養正(ようせい)
社会に適応できる常識の備わった人間の育成(徳育)
ボランティア活動に積極的に参加し、思いやりや協調性のある生徒の育成を目指します。